CATEGORY：東海リーグ
2017年10月09日
東海リーグ 第16節 中京大学戦
東海学生サッカーリーグ戦（1部）
第16節 中京大学戦
10/9(月・体育の日) 14：00 kick-off
柳川瀬公園サッカー場
晴れ、風なし
▼試合結果
静大 1-0 中京大
（前半0-0、後半1-0）
▼得失点経緯
○得点：後半27分 14MF結城←20FW内海←17MF大島
▼スタッツ
シュート： 静大7-10中京大（前半2-4、後半5-6）
CK： 静大1-12中京大（前半1-5、後半0-7）
▼試合概要
静大らしく、最後の最後まで頑張り、粘り、久々の勝利を手にした。
試合前に池谷監督が最後に選手たちに求めたのは、「ボールを奪う強い意思を90分間持ち続けること」であった。
静大は、前半から高い集中力をもった守備と豊富な運動量で、相手にペースをつかませなかった。CKを何本も献上し、シュートを打たれ、ピンチもあったが、無失点で切り抜けた。
ハーフタイムで池谷監督は、守備のポイントとともに、攻撃チャンスをつくる方策について指示をした。また、静大サッカー部が伝統的に大切にしてきたもの、自分たちのストロング・ポイントについて、選手たちととに再確認した。そして、ボランチの16MF森川に代わって、より攻撃的な23MF杉山を、左サイドバックの18MF宮村に代わって、サイドから攻撃の拠点をつくれる10DF戸高を投入した。
中京大もハーフタイムに戦術の意思統一を図ったのだろう。静大は後半立ち上がりに大きなピンチを招いたが、なんとかしのいだ。その後も、CKを何本も献上し、シュートも何本も打たれながらも、やはり集中力を保った守備と豊富な運動量で、試合の主導権は与えなかった。19FW山下が、ヘディングでゴールを脅かす場面もあった。
そうした中、後半27分、17MF大島が右サイドから20FW内海へパス。これを中央に猛然と駆け込んできた14MF結城に内海が浮き球でナイスパス。結城はドリブルで相手DF2人をかわすと、思い切って右足を振り抜いた。長身の相手GKはジャンプして手を伸ばしたが、わずかに届かず、ゴール！結城は、喜びを前面に出したガッツポーズを久々に掲げ、ピッチでアップをしていた控え選手に、そしてベンチに駆け寄った。
その後、中京大は失点を取り返そうと攻撃の迫力を増してきたが、静大の戦う姿勢は一貫していた。試合終盤、さすがに運動量が落ちてきた選手たちには、ピッチサイドから何度も激励の声が投げかけられた。
試合終了のホイッスルとともに、ある者は雄たけびをあげ、ある者は両手を高くあげた。久々に勝利を手にした喜びと、やり切ったという達成感がそうさせたのだろう。
静大は実に13試合ぶりの勝利を手にし、最下位から脱した。だが、これで「長いトンネルを抜けた」というのは、尚早であろう。次節の東海学園大学戦、そしてその後の下位チームとの１部残留かけた戦いで、これまで積み上げてきた静大サッカーの真価が試される。
▼スタメン
12 GK 市坪皇(4年)
8 MF 伊藤成弘(4年)
6 DF 林優吾(4年)
3 DF 高野勇知(4年)
17 MF 大島拓馬(3年)
14 MF 結城海太(2年)
16 MF 森川 勁(4年)
24 DF 野村圭生(1年)
18 MF 宮村勇希(1年)
20 FW 内海徹也(4年)
19 FW 山下宇一(3年)
▼サブ
26 GK 中尾元(3年)
10 DF 戸高大記(4年)
2 MF 岸野泰知(2年)
21 DF 杉山雄真(1年)
23 MF 杉山遼太朗(3年)
7 MF 宅野信輔(3年)
18 FW 丸山遼也(4年)
▼交代
ﾊｰﾌﾀｲﾑ 16MF森川→23MF杉山遼
ﾊｰﾌﾀｲﾑ 18MF宮村→10DF戸高
▼スタッフ
監督 池谷孝
コーチ 大竹亘
院生コーチ 中村武彦
MG 東郷弥由(4年)
MG 杉山有紀(3年)
MG 服部萌(2年)
1
2 試合前のミーティング
3
4 スタメン
5 ベンチメンバーとコーチ
6 トップマネージャーの東郷
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19 ハーフタイム
20 後半開始
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23
24 GK市坪のファインセーブ
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30 GK市坪のファインセーブ
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33 得点シーン 後半27分 14MF結城←20FW内海←17MF大島 （36まで）
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44 試合終了
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東海リーグ 第22節（最終節） 名古屋商科大学戦
東海リーグ 第21節 名古屋学院大学戦
東海リーグ 第20節 中部大学戦
東海リーグ 第19節 岐阜経済大学戦
東海リーグ 第18節 四日市大学戦
東海リーグ 第17節 東海学園大学戦
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勝負はこれから。優勝争いは、叶わないが、「東海１部リーグの唯一の国立チーム」のプライドは失ってはならない。 どんなことがあっても…。
そのことを多くのファンが期待しているぞ。
前回コメントしてくださった方のような静大ファンは決して少なくないと思う。
４年生を中心に、心は熱く、頭は冷静に、そして謙虚に残り試合を戦おう。